フィットネスクラブだけでなく、業績が伸びない企業には、必ず理由があります。
「立地が良くない」
「宣伝が良くない」
と安易に理由を決めつけてしまいがちですが、実際に改善すべき点を分かっている経営者は非常に少ないです。
経営者であれば、ビジネスの大小、関わらずに改善点を直ぐに10個は思いつかなければいけません。
そして、従業員の方たちが感じている、業績が上がらない理由を把握する必要があります。
簡単に思いつく理由としては、はじめに出た2つ以外にも
・駅から遠い
・駐車場が少ない
・宣伝が足りない
などがあります。
しかし、これらは、素人でも誰でも思いつく理由です。
経営者は経営のプロですから、このような理由だけしか思いつかないのではいけません。
現場のマネージャーや店長、従業員一人一人が改善点を共有し、実践すれば必ず業績は上がります。
経営者はもちろん現場スタッフもまだ気づいていないであろう、改善点に視点を置いてみるべきです。
業績が上がらないフィットネスクラブが先ず見直すべきことは?
1、経営者の問題(経営力・性格)
2、現場のリーダーの問題(現場統括力・リーダーシップ)
3、従業員の問題(接客対応を含む顧客サービス)
4、内部マネジメント力の問題(集客マーケティング・広告宣伝方法)
5、経営方針(コンセプト・ミッション・理念)の有無、明確さ
6、経営方針と現場とのギャップ
7、宣伝広告と現場とのギャップ
8、近隣の競合店
9、出店店舗を取り巻く周辺地域の問題(再開発、ゴーストビル・タウン化、世帯数・年齢層の変動)
10、SEO対策の低さ
勘と経験だけで、繁盛店になるのは、万に一つのスクールしかありません。
今現在の業績が良くても、ご自分が思い描いている経営状態と現実とが、異なるのであれば、万に一つのスクールではありません。
今現在、業績が伸びているフィットネスクラブであっても、競合店に差をつけるには、常に見直すべき内容ではないでしょうか?