リーマンショック、様々な災害、円高、デフレなど様々な厳しい環境が日本経済界はもちろんのこと、スポーツ業界、フィットネス業界もその影響を受けてきました。
しかし、新規参入のスポーツクラブの中には、安定した業績を残している企業もあります。
とは言え、日本のフィットネス参加率は、増加傾向にはなく、安心出来る状況とは言えません。
ダイエットブーム、健康ブーム、美容ブームは常に存在していますが、ブームというものはいずれ衰退します。
若者のスポーツ離れもあり、この業界はシニア世代によって作られているといっても過言ではありません。
マンツーマン指導のパーソナルトレーニングも流行となっていますが、ワンルームマンションで個室ジムを個人で運営する個人事業主も増え、飽和状態と言えます。
また、サロネーゼとして自宅でヨガ教室を開講する個人事業主、女性専用クイックフィットネス、24時間営業のマシンフィットネスと実に様々なライバルが存在します。
今後、成功する企業は独自のサービスを提供している施設であること、何かに特化している施設であることは間違いありません。
健康や美容に興味のある世代を集めることはそれほど難しいものではありませんが、今後成功していく施設は顧客の対象として、無限の可能性を持っている未就学世代、介護予防世代を上手く集客出来る仕組みを作る企業だと考えます。
また家族で楽しめるサービスの提供が出来る企業が強いと思っています。